ひと昔前とは大きく異なり、スマホ一台あれば簡単に”Amazon”と業務委託契約を結べるようになった今日。
企業へ足を運ばなくても契約を結べるようになったことから、軽貨物ドライバーへの参入障壁はとても低くなったように思えます。
しかし、一方ではそれが仇となり「こんなにキツイとは思っていなかった」と言い残し去っていく人が多くいらっしゃいます。
”必要な資格もなければ、誰でも簡単に参入できる”
これこそが、”すぐに去っていく人”を生み出す原因であることは間違いないでしょう。
では、どのようなスキルがあればアマゾンフレックスで稼ぎ生計を立てることができるのでしょうか?
今回の記事では、「”アマゾンフレックス”で生きていくために必要な3つのスキル」についてご紹介します。
その➀…「方向感覚・土地勘」
「車やスマホにナビゲーション機能があるから大丈夫」と思われるかもしれませんが、アマゾンフレックスの配達員として生きていきたいのならその考えは今すぐに捨てるべきです。
なぜなら、アマゾンフレックスの配達は”決められた個数を決められた時間内に配り切る”という時間との闘いだからです。
一つ一つの目的地に対して毎回ナビゲーションを設定していては、時間がいくらあっても足りません。
ナビの設定や終了操作に1分かかる場合、配達個数が90個なら1時間30分ものロスが発生してしまうわけです。
一つ一つの行動が、どれだけ全体の配達スピードに影響するのかお分かりいただけましたか?
道は走って覚えるしかない
土地勘が無かろうと方向音痴であろうと、
「アマフレで生きていくんだ」
という熱い思いをお持ちのあなたに、少しでも早く道を覚える為のアドバイスです。
・地図を眺めていても道は覚えられない。
・知らない道をどんどん走ること。
・道を完璧に覚えようとしない。
まずはナビを頼りにしながら走行し徐々にナビから独り立ちしていくようなイメージで道を覚えていくのが良いでしょう。
まずは大きな道(国道)を覚えることから始め、そこに小さな道(県道など)を継ぎ足していく。最終的には更に細い道(住宅街など)を覚えることができれば良いのですが、そこまで完璧に覚える必要もないので、まずは国道や県道を覚えましょう。
その②…「運転技術」
「小さな車しか運転しない軽貨物ドライバーに運転技術は必要なのか?」と思われるかもしれませんが、間違いなく運転技術は必要です。
なぜなら、配達先は必ずしも大通り沿いにあるわけではなく、軽自動車しか通れないような道路の先に配達先があったりするからです。
更には、そのような道をバック走行でしか出られないようなケースも稀にあります。
そんな時に助けを求めなければいけないような運転技術では仕事になりません。
厳しい事を言いますが、ある程度の運転技術がないと配達スピードが物を言うアマフレで生きていくのは難しいでしょう。
車の大きさは関係ない
たかが軽自動車、されど軽自動車。
小さな軽自動車でも幅の狭い道路を走るには技術を必要としますし、大きなトラックでも幅の広い道路を走るだけなら大した技術を必要としません。
つまり、
”車の大きさは関係ない”
という事です。
どんな狭い道でも対応できるように運転技術を磨いておきましょう。
その③…「ある程度の体力」
運転する仕事に体力が必要な理由。
それは、いつでも配達先の目の前に駐車できるとは限らず、時には離れたところに駐車し配達先までかなりの距離を歩いたり走ったりすることがあるからです。
複数の棟が一つの敷地内に集まった団地やマンションでは、上記のように駐車し走る必要があるのです。配達時間に余裕があるのなら歩いても問題ないのですが、駐禁の取り締まりリスクがあるので可能な限り走るようにしています。
荷物の重量は運次第
上記のように走って荷物を届ける必要があるケースにおいて、”荷物の重量”は配達スピードに大きく影響します。
封筒のように軽い荷物であれば何も持たずに走るのと何ら変わりありませんが、飲料水などの重量物はどうでしょうか?
更には、追い打ちをかけるように複数個口だった場合のことを考えるとゾッとします。
「これは何かの訓練なのか?」
と勘違いするほどキツイです。
特に夏場は、より多くの体力を消耗するので身体を鍛え備えておく必要があるのです。
まとめ
今回の記事では、「”アマゾンフレックス”で生きていくために必要な3つのスキル」についてご紹介しました。
いかがでしたか?
ご紹介した3つのスキルを現段階で持ち合わせている人は、今すぐアマフレを始めても問題ないでしょう。
何か一つでもかけている人は、焦ることなく必要なスキルを身につけるところから始める事をオススメします。
準備が整っていない状態でアマフレ始めても、すぐに挫折してしまうことは目に見えています。
”急がば回れ”
この言葉を忘れてはいけません。
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最後までお読みいただきありがとうございます。