アマゾンフレックス専業配達員の手取り金額を計算してみた

何かと不評な”アマゾンフレックス”(以下、アマフレという)調べてみたものの、ネットに書かれている内容などあてにできない。だからと言って「本当のところはどうなんだ?」という気持ちは隠せないですよね。

あなたも下記のような話を目にしたのではないでしょうか?

巷の噂話

・オファーが全然取れない。

・ルールが厳しく収入が不安定。

・アカウント停止とはいつも背中合わせ。

色々と噂話はありますが、今回の記事では”アマフレ専業配達員の手取り金額”に焦点を合わせて解説します。

オファーが取りにくいこともルールが厳しい事も事実ですが、それらの条件をすべて無視しオファーをコンスタントに取得できるという前提条件のもと、”狙える手取り金額”を計算しました。

この記事を”アマフレに転職するか否かの判断材料”にしていただけると幸いです。

解説その➀…報酬単価はいくら?

アマフレの報酬単価はズバリ”1時間2,000円”

様々な条件により多少上下することはあります。

取得するオファー時間は3~8時間まで様々ですから

フルタイムで働くことも、すきま時間に少しだけ働くことも可能です。

オファーには取得制限があり、最大で週に50時間までのオファーを取得することができます。

週に10万円が上限

上述した通り、週に50時間しか働けませんので、

”2,000円×50=10万円”

つまり、1ヵ月では約40万円の報酬を手にすることができます。

「ひと月に40万円もらえるなら全然いいじゃん!」

と思われるかもしれませんが、手取り金額を算出するには経費を差し引く必要があります。

解説その②…避けられない3種の経費

アマフレに限らず、軽貨物で仕事をする場合に必要となる経費は大きく分けて「ガソリン代・保険料・車の維持費」の3種類。

これらの経費は車の性能によって変動しますので、私が実際に支払っている金額をお伝えさせていただきます。(より細かい内容を知りたい場合は、下記の記事を参考にしてください。)

・ガソリン代

アマフレの専業配達員であれば、遠くのステーションへと積み込みに行く場合を除き、1日あたりの走行距離は100km以内に収まるでしょう。

2022年6月現在、ガソリン1ℓの価格は160円前後ですから、1日あたりのガソリン代は1,600円です。

稼働日数が25日であれば4万円のガソリン代がかかる計算になります。

・任意保険料

軽貨物車の任意保険はめちゃくちゃ高い!

その金額、なんと”一ヵ月約1万円”。

「車を走らせてなんぼ」な仕事だけに、一般的な人に比べて事故に遭う確率が高いので、それに比例して保険料も高くなるのは仕方ありません。

ですから、保険料が高すぎることを理由に削ることは絶対に許されない経費です。

・車の維持費

車の維持にかかる費用は大きく分けると”車検代とメンテナンス費用”(軽貨物の税金はめちゃくちゃ安いので割愛します。)

2年に1度の車検費用や、定期的な交換を要するオイル・タイヤなどのメンテナンス費用などをまとめて1か月に1万円ずつ貯めておけば問題ありません。

2年で24万円貯まるので、大きな故障をしない限りは全ての維持費を賄えます。

計算してみた結果

報酬金額40万円からガソリン代(4万円)、任意保険料(1万円)、維持費(1万円)を差し引くと、、、、

手取り金額は34万円!

これがアマフレ専業配達員のリアルです。

この金額を高いと感じるか安いと感じるかはあなた次第です。

しかし、よーーーく考えてください。

この人は週に50時間しか働いていないという事を。

まとめ

今回の記事では、”アマゾンフレックス専業配達員の手取り金額”について解説しました。

いかがでしたか?

最後の最後に意味深なことを言いましたが、私がお伝えしたかったことは「アマフレの報酬には十分に満足している」ということです。

この記事があなたにとって”アマフレを始めるきっかけ”となれば幸いです。

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今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございます。