これから軽貨物ドライバーを始めようとする人が”稼ぎ”の次に気になるのは、「どれくらいの経費が必要なのか?」ですよね。
軽貨物ドライバーを行う上で必要な経費は以下の6つ。
・駐車場代
・任意保険料
・ガソリン代
・メンテナンス費用
・仕事用の電話代
・自動車税
(二年に一度の車検代については、金額にバラつきがあるので一ヵ月に一万円ずつ貯めておけば問題ないかと思います。)
今回の記事では、それぞれの項目について月間走行距離約5,000kmの私が実際に支払っている経費の金額を参考にしながら”一か月あたりの経費を計算した結果”をご紹介します。
・駐車場代
私が仕事をしている地域では月極駐車場の相場が15,000円前後です。この金額を見てあなたがどう思うのかわかりませんが「これを毎月支払い続けるのはキツイ」と私は感じました。
そこで私は料金の安いコインパーキングを探して利用するようにしたのです。”日中に帰宅して駐車場を利用する”ということがないので、このような方法を取ったとしても困らないのです。
夜間のみの利用であれば「21時から9時までは最大300円」のような格安駐車場があるので、非常にお得です。
・1日300円×30日=9,000円
・任意保険料
私は東京海上日動さんで任意保険を加入しているのですが、万が一に備える為の保険だとわかっていても月に13,750円を支払うのは辛いものがあります。しかし、軽貨物ドライバーの走行距離を考えれば妥当な金額と言えるかもしれません。
「通勤等で毎日10km走ります」とは走行距離の桁が一つ違ってくるわけですから、むしろ割安なのではないかと感じるほどです。
事業用車両の保険料はどの保険会社も同じような金額なので、相見積もりしたとしてもあまり意味が無いのかもしれません。
・13,750円
・ガソリン代
1ヵ月のガソリン代を算出するのは非常に簡単で”ガソリンの価格・走行距離・車の燃費”の3項目がわかればすぐにできます。
令和4年7月6日現在のレギュラーガソリン平均価格は”160円”で走行距離は5,000km。NV-100クリッパーの燃費は約15km/L。
5,000km÷15km/L=約330L
これで1か月に使用するガソリンの量がわかりました。あとはこれにガソリンの価格をかければ…
330L×160円=52,800円
こうやって計算してみると、ガソリン代でかなりの経費を使っている事がわかりますね。1000kmにつき一万円と考えておけば良さそうです。
・52,800円
・メンテナンス費用
”メンテナンス費用”と言ってますが、オイル交換にかかる費用と思っていただいてかまいません。
私は、走行距離10,000km毎にオイル及びエレメントの交換を行っています。前述したように、私は1ヵ月に5,000kmもの距離を走行するので、2ヵ月に一度はオイル交換する必要があります。
なので、最初は経費削減のために自分でオイル交換を行っていたのですが、オートバックスでオイル会員に入れば”約3,000円”で交換できることを知ってからオートバックスさんにはお世話になりっぱなしです。
しかも、エレメント代込みの値段です。
めちゃくちゃお得ですよね?
・約1,500円
・仕事用の電話代
「仕事用の電話代」と言っても、仕事以外で電話を使用することがほとんどありませんので電話代はほぼ全額経費として計上しています。
電話代は月に約20,000円(自宅のネット代込み)。
確定申告する為にもこの記事を書くにも自宅にネットが必要ですから、自宅のネット込みだとしても、ほぼ全額を経費として計上しているのです。
・約20,000円
・自動車税
軽貨物ドライバーにとって一番嬉しい事と言えば”自動車税の安さ”ではないでしょうか?
軽自動車の税金はただでさえ安いのに貨物用営業ナンバー(黒ナンバー)であればそこから更に安くなるんです。
なんとその金額、、、
3,800円!!
この金額であれば、
毎年毎年来る自動車税の請求に悩まされることもなくなりますよね。
・約320円
まとめ
今回は軽貨物ドライバーの経費についてご紹介しました。
いかがでしたか?
金額をまとめると、1ヵ月にかかる経費は
約9万円+車検用1万円を合わせた約10万円
改めて計算してみると「経費ってこんなにかかっているんだなー」と感じさせられます。
これから軽貨物ドライバーを始めようと思っている人は、ぜひ参考にして下さい。
私はこの本を読み、軽貨物ドライバーになることを決意しました。
開業の流れや、会社を離職する際の手順。配達員の心得など細かく書かれており、オススメできる一冊です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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