原付免許は、高校生からお年寄りまで老若男女問わず所持していて損のない免許ですから、数多くの人が取得していますよね。
しかし、「原付二種免許」となれば、存在を知っていてもどのような免許なのかを知らない人がほとんどです。
私も、友人に教えてもらうまではどのような免許なのか知りませんでした。
てっきり、自動車の二種免許のように”人を乗せるために必要な免許”なのかと勘違いしていたのです。私と同じように勘違いしている人は少なくないと思います。
なので「原付免許と原付二種免許の違い」について調べてた結果についてわかりやすく解説します。
そもそも原付免許とは?
「原付」は「原動機付自転車」の略称で、その名の通り原動機(エンジン)が搭載された自転車です。
なので原付免許は、特別な技術がなくても公道を走行する為に必要な知識があれば簡単に取れます。
簡単に取得できる代わりに、自動車や自動二輪車に比べて様々な制限が設けられているので、違反切符を切られる可能性が高いです。
原付二種でそんな悩みを解消
「原付免許だけでは不便だが、
し自動二輪ほど大きなバイクも必要ない。」
そのような人の為に、間をとった「原付二種免許」ができたのではないかと私は勝手に思っておりますが、、、
原付免許の時代は古く、
色々と形を変え今の免許に至ったようです。
何度も何度も変わっているので、その内容については割愛させていただきます。
違いその➀「排気量」
原付免許で運転する事ができる車両は”排気量が50cc以下”の原付に限られます。
しかし、原付二種免許では”排気量が51cc~125cc”の原付を運転することができるようになります。
排気量が大きくなれば最高速度や加速力が上がり非常に運転しやすくなります。あなたの運転する原付と同じように見えても、加速力の良い”あの原付”はもしかすると原付二種かもしれません。
違いその②「ナンバーの色」
原付には白い小さなナンバープレートが装着されていますが、原付二種の場合は黄色若しくは赤色のプレートが装着されています。
これらの色の違いは排気量の違いを表しており、
・白色(50cc以下)
・黄色(50cc越~90cc以下)
・赤色(90cc越~125cc以下)
のように分類されています。
これにより、ぱっと見で「原付か原付二種なのか」を判別することができます。
違いその③「二段階右折不要」
「これさえなければ、、」
と思っている方は少なくないはずです。
原付を運転するにあたって、何よりも面倒だと言っても過言ではないのが”二段階右折”です。
いくら安全のためだと言っても、
面倒なものは面倒です。
”二段階右折の標識に気づかず右折したら捕まった”
なんてケースも少なくありません。しかし、原付二種に乗っていればそのような事に悩まされることは無いのです。
違いその④「制限速度」
原付の制限速度はなんと「時速30km」です。
他の車と同じ道路を走っているにも関わらず、車によって制限速度が異なるというのは危険極まりないと思うのですが、なぜか原付だけ制限速度がとても低いのです。
それに対して原付二種の制限速度は周囲の車と同じです。
つまり、制限速度の標識に従っていればスピード違反で取り締まられることはありません。
原付はカモにされやすい
制限速度が時速30kmだったり、二段階右折を必要としたりと何かと面倒な原付。ついついスピードを出してしまったり、二段階右折を怠ったりしてしまうことがあります。
なので、他の車両と比べ違反しやすい原付は、取り締まりの対象となりやすいので、気づかないうちに違反してしまわないように注意する必要があります。
まとめ
「原付免許と原付二種免許の違い」について調べてた結果について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
上述したように、原付は取り締まりの対象としやすくされやすいので、違反切符を切られ罰金を支払う可能性も高くなります。
しかし、税金もそこまで高くないので、どうせなら原付二種免許を取得し肩の力を抜いて運転する方がいいのではないかと私は思います。
今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございます。
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