手軽に脱サラできる手段の一つとして”軽貨物ドライバー”がありますが、参入障壁が低いためか、その反面「軽貨物ドライバーはきつい」という噂をよく耳にします。
その理由としては、以下の3つが考えられます。
・時間に追われる。
・早朝に始まる仕事が多い。
これを見て、あなたはどう思われましたか?
「やっぱり脱サラは無理だ。」
そう思われた方もいるでしょう。
しかし、これらのリスクと上手に付き合っていく”ことができれば、解決策があれば、挑んでみる価値は十分にありますよね。
今回の記事では、上記のリスクに対する解決策を3つご紹介します。
車一台とスマホ、あとはあなたの身体一つあれば参入可能な軽貨物ドライバー。この記事が”脱サラ”に挑戦するきっかけとなれば幸いです。
その➀閑散期に収入が減少する
物流業界にも、他の業界と同じように「繁忙期・閑散期」が存在します。
当然、閑散期になれば物量が減り、物量が減るという事は仕事量の減少に繋がります。仕事量が減少すれば、それに比例し収入も減少します。
つまり、逆に言えば”繁忙期は収入が増加する”と言えます。
なのになぜ、閑散期の収入減少にだけ目が行ってしまうのでしょう。
その収入は生活のため?贅沢のため?
軽貨物ドライバーでは、たとえ閑散期であろうとも”生活できるだけの収入”が十分に見込めます。繁忙期であれば”かなりの贅沢が許されるだけの金額”を稼ぐのは安易な事です。
だからと言って贅沢をしていては、その生活水準を落とすことができずに閑散期では苦しい思いをすることになります。
サラリーマン生活では、来月にも給料が入ってくることが約束されているので、その月の給料はその月に使ってしまっても深刻な問題にはならないでしょう。
しかし、脱サラし個人事業主になれば、あなたしかあなたのお金を管理する人がいません。
つまり、解決策は以下の2つ。
・生活水準は閑散期に合わせる
その②時間に追われる
長期間サラリーマン生活をしていると、
「たくさん稼ぐ=長時間働く」
このような図式が頭に定着してしまいます。
なので、”脱サラして軽貨物ドライバーで稼ぐためには時間に追われる日々をおくらなければいけない”と思うのは、ごく自然な事です
もちろん、月収70万円や100万円を狙うのなら、寝る間もないような多忙な日々をおくらなければいけません。
ですが、そこまでの収入を求めている人は少ないでしょう。
収入をコントロールできるのが個人事業主の醍醐味です。
これを上手に活用するべきです。
目標金額を決めておく
前述したように、サラリーマン生活とは違い閑散期と繁忙期で収入の差がある個人事業主ですが、閑散期でもまったく仕事がないわけではありません。
”1年を通して少ない時期ではあるが無いわけではない”と言った感じです。
なので、休日なく働くことも可能ですが、
それは絶対にオススメしません
なぜなら、唯一の資本である自らの身体を壊しかねないからです。
たくさん稼ぎたい気持ちはわかります。せっかく個人事業主になったのですから、好きな時に好きなだけ働いて好きな時に休みたいですよね。
身体の疲れは、気づかぬうちに蓄積しているもの。
時間に追われる日々を送るも、時間にゆとりのある日々を送るも自分次第ということです。
ここでの解決策は以下の2つ。
・目標金額や定休日を定める
その③早朝に始まる仕事が多い
基本的に中距離、長距離の運転手の朝は早いです。
なぜなら、深夜や早朝に出発した方が、渋滞に巻き込まれる可能性も低くなり、車の量も少なくなるので他車との事故を避けることができるからです。
それらは、約束された時間に届けるという任務を果たすためにも役に立つと同時に、ドライバーへのストレス軽減や燃費の向上に役立ちます。
しかし、あなたは個人事業主です。
やりたくない仕事を引き受ける必要はありません。
稼ぐ金額も働く時間も自由
一言に『配送業』と言っても仕事は様々。
”朝早くに届けてほしい”と思う人もいれば、”夜遅くに届けてほしい”と思う人がいても不思議ではないですよね?
あなたも、私のように”朝が苦手な人”かもしれません。
それなら、わざわざ苦手な時間帯に仕事をしなくても得意とする時間帯に仕事をすればいいのです。
朝が苦手な私は、「苦手な時間帯に仕事をしたくない」という気持ちがひっくり返されるような報酬をいただかないと引き受けません。
ここでの解決策は以下の3つ。
・わざわざ苦手な仕事をする必要は無し。
・時間・報酬、共に納得できる仕事を選ぶ。
まとめ
「軽貨物ドライバーはきつい」と言われる理由の解決策についてご紹介しました。いかがだったでしょうか?
脱サラを目指している人の中には、
・決められた時間に起きられない。
・コミュニケーションが苦手。
・もっと稼ぎたい。
のような悩みをお持ちの方が多いかと思います。
そのような悩みを解消できるのが、脱サラであり軽貨物ドライバーであると思います。
初めの一歩を踏み出すには勇気が必要です。しかし、その一歩を踏み出してしまえば後は後ろを振り向かずに突き進むのみです。
どうしても不安を払拭できない人は、本を読み仕事内容を確認してみることをおススメします。
私はこの本を読み、軽貨物ドライバーになることを決意しました。
開業の流れや、会社を離職する際の手順。配達員の心得など細かく書かれており、オススメできる一冊です。
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