「キュル、、キュル、、カチッ」
バッテリー上がりを告げる、何とも言えない悲しい音。キーをいくら回しても
エンジンがかからないこの音に聞き覚えがあるのではないでしょうか?
バッテリー上がりは突然に
知っての通り、バッテリー上がりは突然起こります。そして、その日の予定を台無しにしてあなたをブルーな気持ちにさせます。
できるなら、そのような思いは避けたいですよね。
そこで今回は、それらを事前に防ぐために今すぐできる『バッテリー上がり対策方法』を3つご紹介させていただきます。
その➀…長期間の放置を避ける
車のバッテリーは、スマートフォン等と同様に常に電気を放出しています。つまり、車に乗っていなかったとしてもバッテリー内の電気は少しずつ減っているのです。
次にエンジンをかける時期が”一ヵ月~数ヵ月先”だとしたら、残量は無いに等しいでしょう。
動かないと減る一方
車のバッテリーは、エンジンが生み出した力を利用して充電しています。エンジンを動かさないと、バッテリーは電気を蓄える事ができません。
バッテリー内の電気が一度空になってしまうと、充電が完了するまでに時間がかかり、なお且つ充電用の道具も必要となります。なので、多少のガソリンを消費してでも、定期的に車を動かしバッテリー上がりを防ぐことが、余計な出費を減らすことに繋がるのです。
その②…端子を抜いておく
車を長期間放置することがあらかじめわかってる場合は、バッテリーの端子を抜いておきましょう。そうすることで、自然に放出される電気の量を少なくできるので、車を動かす時に必要な電気を残しておくことができます。
端子の外し方
赤い〇で囲んだ部分が”マイナス端子”と呼ばれる部分です。反対側にある赤いキャップが付いている方が”プラス端子”と呼ばれる部分です。
このマイナス端子を抜くにはナットを緩める必要があります。
このナットを緩めるには10mmのスパナが必要です。
ホームセンターで購入できますが、買いに行くのが面倒な場合はAmazonでも購入できます。
・作業時の注意点
外したマイナス端子がバッテリーの端子部分に触れると、ヒューズが飛んでしまったりショートすることがあります。
なので、作業中は外した端子を他の部分に触れさせない事に細心の注意を払いましょう。作業後は外した端子の金属部分に絶縁テープを巻きつけ、ショート防止処置をしましょう。
電圧を測定する
車を動かして充電したり、バッテリーの端子を抜く作業を必要とされるのは、”電気の残量が不明確だから”ですよね?
残量が目で確認できるのなら、バッテリーの端子を外す必要も
無理に車を動かす必要もなくなるのです。
一家に一台、電圧テスター
使用方法はとても簡単。
①テスターの赤いコードをプラス端子に接続。
②テスターの黒いコードをマイナス端子に接続。
たったこれだけの作業でバッテリーの電圧を測定することができるのです。数字が苦手でも問題ありません。LEDの点灯した部分の文字を読み取るだけでいいのです。
これなら誰でもできますし、工具も必要ありません。
まとめ
「バッテリー上がり対策方法」を3つご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
バッテリーが上がってしまうと、その後の対応が非常に厄介です。せっかくの楽しい休日が台無しになるかもしれません。
限りある時間を無駄にしないよう、事前に対策を練っておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。