【デッドニング】「コーキングはダメだ」と感じた3つの理由

インターネットで”デッドニング”と検索すると、制振材を使用したものやコーキングを活用したものなど様々な施工方法が見つかります。

それだけデッドニングにはたくさんの施工方法があり効果にもバラつきがあります。

しかし、デッドニングは何度も繰り返し行う作業ではなく一回きりの作業ですからできる限り安く済ませたいですよね。そこで色々と調べた結果、、、

コーキング材を使えば数百円でデッドニングができることを耳にしたので実際にやってみましたのですが「コーキング材デッドニング?こんなのダメダメ」と感じた理由についてご紹介させていただきます。



兎にも角にも面倒である

ドア一枚あたりのコーキング使用量は一本です。

コーキング材はーキングガンがないと使えません。キレイに仕上げようと思えばヘラも必要でしょう。これだけでも約二千円の出費です。

思ったより安い、、かな?

「二千円でできるなら安いのでは?」

と思われたかもしれません。私も安いと思っていました。準備するのは面倒だけど二千円でドアを制振処理できるなら満足のいく価格です。

しかし、作業を進めるうちにその思いは薄れていくのです。

作業内容に無理がある

コーキング材による施工内容はドア内部にある部品同士のすき間をコーキング材で埋めることです。

主に”インパクトビーム”と呼ばれる部品とドアとのすき間を埋めます。

私の車の場合はインパクトビームとは別に鉄の部品があったので、そのすき間も埋めました。

上の写真に写っている下の太線がインパクトビームで上の太線が別の部品。

ガンが届かない

それぞれのすき間を埋めるためにサービスホールと呼ばれる部分からコーキングガンを差し込み、コーキング材を注入していきます。

赤く囲んだ部分がサービスホールと呼ばれる部分です。

お気づきでしょうか?そうなんです。

サービスホールに対してコーキングガンが大きすぎる為、奥まで注入することができないのです。

この時点で「完璧に埋め尽くすことはできない」そう思いました。

何もせずに諦めたわけではなく色々と試した結果なのです。

「ノズルの先に長めのチューブを取り付ければ奥の方まで届くかもしれない。」

「小さな容器に移し替えれば奥まで入っていける!」

どれも頭の良くなさそうな発想ですが、これでも一所懸命考えた結果なんです(泣)

そして、、、どれも失敗に終わりました。

最悪の結末

中途半端に終わりましたが、できる限りの事はしました。道具を片付け、内張を戻し無事に(?)作業終了です。

多少なりとも制振効果があることを願いながら、いざ運転席へと乗り込んだ瞬間、、

「クサい!!」

なんと、コーキング材の臭いが車内に充満していたのです。作業中はドアを開けており、なお且つ風があるので気づきませんでした。ですが、考えてみれば当然のことです。

運転手とコーキング材の間には”たった一枚の内張”のみ。すぐそこにコーキング材があるも同然。このままでは人を乗せる事ができません。

いつまでこの臭いが残るのか?そもそもこの臭いは取れるのか?不安で不安で仕方ありません。

何時間もかけて作業をした結果、得たものは「避けることができない臭い」

”それでも問題ない”と思われた方は挑戦してしてみるのも良いでしょう。

まとめ

「コーキングはダメだ」と感じた3つの理由についてご紹介しました。

いかがだったでしたか?

何かしら問題が起こるだろうと作業前から思っていましたが、最後の最後でこんな結末が待ち受けていたなんて夢にも思っていませんでした。

私と同じような失敗をする前に読んでもらえてるなら幸いです。

人生で損しないための知識・情報をどんどん発信していきます。下のボタンをポチっと押してツイッターのフォローをしていただければ最新記事の更新を見逃しません!

今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。