【ブチルゴム剥がし】この三点あればラクラクきれいに

車のデッドニングといえば”制振シートを貼り付けたりサービスホールを埋めたり”と、作業内容だけを聞けば簡単そうに思えますよね。

ですが、そんな簡単にできるような作業ならばこのページにたどり着くことはなかったでしょう

そうなんです。”ブチルゴムの除去”という、とても面倒でめちゃくちゃ疲れる作業を差し置いてデッドニングを行うことはできないのです。(物理的には可能ですが)

新車で納車されて間もない車であればブチルが硬化していないので、YouTubeなどで見かけるブチルの接着性を生かした剥がし方でも思いのほかきれいに剥がせます。

しかし、月日が経ち硬化が進行したブチルを上記の方法で剥がすことは困難です。

このようなブチルを「楽々キレイに剥がすための道具」を3つご紹介しますのでご活用ください。

ヘラ(スクレーパー)

”ブチルを剥がすためにはこれが無くては作業が進まない”

と言っても過言ではないほど重宝するアイテム!

先が平らなものであれば何でもいいわけではありません。

柔軟性のあるヘラはブチル剝がしに向いていないので、必ず硬いものを選んでください。

マイナスドライバーも似たような形をしていますが、金属製のものを使用すると、ドアを傷つけたり塗装を剥がしてしまうので絶対に使用しないで下さい。

たった数百円で大違い(失敗談)

ブチルを剥がす際、ヘラを持っていなかった私は他の道具で剥がすことにしました。

その道具とは”液剤などを延ばすヘラ”です。

ヘラの先がグニャグニャと曲がるので「剥がしにくいけど剥がれない事はない」と思いながら作業していました。

しかし、ホームセンターへ足を運んだ際に

「おっ、これは良さそうな感じがする」と思い手に取ったのが”カーボンスクレーパー”だったのです。

「こんなにも便利なものがあるならもっと早く教えてほしかった」

と心の中で叫びました。

初めに使用していたヘラとは全く別物で、感覚的には”20階建てのビルを階段で昇るかエレベーターで昇るか”くらいの違いがあります。

たった数百円を支払うだけで大変な苦労を避ける事ができるのなら、その道を選ばない手はありません。

シール剥がし

シール剥がしを使用するタイミングは”ヘラである程度ブチルを剥がした後”です。

これを使うことで、ヘラでは剥がしきれなかった細かなブチルを取り除くことができます。

スプレーをサッと吹きかけた後にウエスやタオルで拭くと、
ブチルやブチル痕をキレイに剥がせます。

脱脂をしっかり

シールはがし用のスプレーは”シールを剥がれやすくするために使用するもの”

つまり、デッドニングに使用する制振材をくっつきにくくさせてしまうのです。

ブチルを剥がしを終えた部分に制振材など粘着性のものを貼ろうとしても、非常に剥がれやすい状態になっているのでうまく貼り付ける事ができません。

そこで必要になってくるのが、、、

パーツクリーナー

パーツクリーナーは油分を取り除いてくれる優れもので、”脱脂”という作業を行う時に使います。

粘着質のものにとって油分は大敵です。

油分があると粘着力が弱まったり粘着できなかったりしまするので、制振材を貼り付ける時には貼り付ける部分の脱脂を必ず行いましょう。

まとめ

今回は「ブチルを楽々キレイに剥がすための道具」を3つご紹介しました。

いかがでしたか?

道具は正しい使い方をすればとても役に立ちますが、間違った使い方をすると
何の役にも立たない
ということを実感しました。

それぞれの作業に適した道具を揃えて少しでも無駄な労力を減らしましょう。

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・カーボンはがしヘラ

・3M のり取りクリーナー

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今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございます。

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