”デッドニング”
という言葉をご存知でしょうか?
車の制振性や防音性を向上させることでカーオーディオの音質や車内の快適性の向上を図ること
制振材を貼り付ける面積の増加に伴い制振効果も向上するので、作業を進めるのが非常に楽しいです。
しかし、デッドニングによって得られるメリットの数だけデメリットがあることを覚えておかなくてはいけません。
「デッドニングのメリットに隠された3つのデメリット」についてご紹介するので、デメリットをしっかりと理解し、メリットだけを得られるように努めましょう。
その➀…「重量増し」
デッドニングに使用する制振材は、コストパフォーマンスに優れる「レジェトレックス」と呼ばれるものを使用するのが定番。
柔軟性があるので”凹凸のあるところにも貼り付けやすく制振効果が非常に高いこと”が特徴です。
値段は少し高めですが、お値段以上の効果あり!
制振効果が高い反面、なんとこのレジェトレックスの重量は1㎡あたり約2kgあります。
ドアパネルやエンジンルーム、天井や床面などをデッドニングする場合、約4㎡のレジェトレックスが必要ですので、ざっくり見積もっても約8kgの重量増しです。
・快適性の代償
「たかが8kg、されど8kg」
デッドニングを終えた後の車は、常に8kgの物を積んだ状態で走ることになるので燃費の悪化が見込まれます。
快適性と経済性のどちらを選ぶかはあなた次第です。
その②…「速度超過」
デッドニングをすることで、車外からの雑音や振動が車内に伝わりにくくなり快適性が向上します。
しかし、”快適性の向上”が裏目に出てしまい速度を出しすぎる原因となってしまうことがあります。
・速度に対するアンテナ弱く
常にスピードメーターを見ながら運転する人はいないとでしょう。
メーターを注視し続ける必要がないのは、
”おおよそのスピードか感覚でわかるから”
ですよね。
しかし、デッドニングにより快適性が向上した状態で、今までと同じような感覚で運転していると、”いつもよりスピードが遅く感じる”という状態に。
スピードの出し過ぎにより速度違反の取り締まり対象となってしまう可能性が高くなるので、スピードメーターを定期的に確認するようにしましょう。
その③…「アクセルを踏みすぎる」
上述したように、快適性を向上させると”スピード感覚”が狂います。
スピード感覚が狂うことで、スピードが出ている事に気づかなくなるだけでなく、アクセルを踏みすぎていることにも気づかなくなります。
”アクセルを踏んでいる足”に伝わってくる振動量が減少したことでアクセルをあまり踏めていないような感覚になるのです。
アクセルを踏み込む量が増えると、燃費を大幅に悪化させてしまうので気をつけましょう。
まとめ
今回の記事では「デッドニングのメリットに隠されたデメリット」について解説しました。
いかがでしたか?
デッドニングをして快適性を手に入れたものの、燃費の悪化などのデメリットも同時に手に入れてしまっては本末転倒。
「何事もバランスが大切だ」ということを改めて感じました。
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