”デッドニング=オーディオの音質を良くする”というイメージがあると思いますが、その他にも乗り心地を良くする効果があることをご存知ですか?
「軽自動車でも効果あるの?」「デッドニングってお金かかるんじゃない?」
今回は、そのような疑問や悩みをお持ちの方に、DIYでデッドニングする際にかかる費用を計算してみましたので参考にして下さい。
この記事を読めば、デッドニングにかかる費用とその効果について理解することができますよ。
比較参考車両
今回デッドニングを行った車両は「スズキのアルト(HA24S型)」
アルトは軽自動車ですから、デッドニングを検討中のあなたの車が軽自動車やコンパクトカーの場合は”参考費用の1~1.5倍”。
1BOXなど大型車両の場合は”参考費用の2~2.5倍”とお考え下さい。
それでは、デッドニングに必要な材料を順にご紹介します。
その➀…パーツクリーナー&ウエス
車体に付着した油分による”制振材の剥がれ落ち”を防ぐために、しっかりと脱脂をする必要があります。
安価且つ手軽に脱脂を行うにはパーツクリーナーが一番です。
ホームセンターであればどこにでも売っています。
拭きあげ用のウエスも同時に購入しておきましょう。
パーツクリーナーは”1本約300円”でウエスは”約1000円”。
ウエス1袋とパーツクリーナが3本あれば十分足りるでしょう。
合計1,900円
ブチル剥がし
ドアパネルに付着したブチルを剥がすには、このカーボンスクレーパーが最適です。
これを使えば簡単に剥がすことができます。
剥がした後は、パーツクリーナとウエスを使ってキレイに拭きあげましょう。
制振シート(レジェトレックス)
「これが無ければデッドニングは始まりません」
アルトには、レジェトレックス特大サイズを4枚使用しました。
- 前後のドア計4ヵ所で約2枚
- フロア(床面)に1枚
- ルーフ(天井)に1枚
1枚あたりの金額は約1,500円ですから、送料も含めると4枚で約6,000円です。
・余りは他所へ
ドア部分には大きなサービスホールが開いていおり、その穴を塞ぐために大きなレジェトレックスを必要とします。
”前後のドア4ヵ所で約2枚”と記載していますが、シート1枚を丸ごと使用するわけではないので、どうしても使い道のなさそうな余りが発生します。
余りだからと言って、高価なレジェトレックスを無駄にするわけにはいきません。
余ったレジェトレックスはボンネット裏などに使用しましょう。
吸音材
静音効果を高めるため、フロア(床面)に制振材を貼り付けた後、その上から吸音材を貼り付けます。
部分的にではなく、全面に覆いかぶせるような形で貼り付けます。
違いを比較するために2種類の吸音材を購入しました。
その結果、どちらでも同等の効果が得られることが判明。
しかし、切りやすさや貼りやすさや伸縮性に違いがあるので、貼り付ける場所に応じて吸音材の種類を変えることをオススメします。
シルバーの商品は切りやすく貼り付けやすいが、伸縮性があまりないのでフラットな面での使用がオススメです。(ボンネット裏やフロアのフラットな面など)
ブラックの商品は、シルバーの商品に比べて少し切りにくいですが、伸縮性があり曲面での貼りやすさは抜群です。(ラゲッジスペースなど)
アルトでは1本ずつ使用しました。
2本で合計5~6,000円です。
まとめ
- パーツクリーナ&ウエス…1,900円
- カーボンスクレーパー… 200円
- 制振材(レジェトレックス)6,000円
- 吸音材(2セット購入) 6,000円
合計、約14,100円
この金額を”安いと思うか高いと思うか”はあなた次第ですが、私の個人的な感覚では「0を1つ足してもいいんじゃないか?」と思えるほどの効果を体感しています。
車を乗り換えも、足回りの変更にもお金はかかります。
乗り心地に不満があるなら、まずは安価なデッドニングを行ってみてはいかがですか?
これからもお得な情報・役に立つ情報を発信していきますので、この記事が「参考になった・役に立った」と感じたら、ツイッターのフォローやSNSのシェアをよろしくお願いします。
記事を更新した時はTwitterやFacebookにてお知らせします。
今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございます。