なぜ違う?車種ごとに車検時期が異なるシンプルな理由とは?

車検シール

2年に一度やってくる車検時期。車検を受けるには大金が必要ですから、車検の時期が近づいてくるにつれてどんどん気分が落ち込みますよね。

そんな車検ですが実は全ての車が2年で統一されているわけはないことをご存知でしょうか?

「私は2年に一度しか受けたことないよ?」

と思われるかもしれませんが、実はワケあって”もっとたくさん車検を受けなければいけない車、ちょっとオマケしてもらえる車”があるんです。

今回の記事を読めば「車種ごとに車検の期間が異なる理由」を理解できるので、車選びをする際の判断材料として役立てることができますよ!

”2年+1年”はどんな車?

自家用車を新車で購入した時にはなんと車検が3年もついてくるんです。車検のことを3年間も考えなくてすむのでしばらくの間は羽根をのばして生活できるでしょう。しかし、喜んでいられるのも束の間です。

先ほどお伝えしたように”新車を購入した時”にのみ与えられる期間ですから、購入後に一度でも車検を受けてしまうと次の車検時期は2年後になってしまいます。

ではなぜ、新車は1年もオマケしてもらえるのでしょうか?

シンプルに”新車”だから

その車が道路を安全に走行できるかどうかをチェックするために車検を受けるのですが、メーカーから購入した新車が中古車と同じように”2年に1度の検査が必要な状態”だと不公平が生じてしまいます。

「ピカピカの状態だから3年間は検査をしなくても問題ないだろう」という観点から1年間のオマケを付けることで差別化を図っているのです。

大切な事なのでもう一度言いますが、新車でも”2度目の車検は2年後”です。うっかり忘れて車検の切れた状態で運転することのないよう注意しましょう。



「1年車検」が適用される車種とは?

自家用車の新車が1年もオマケしてもらえるのに対し、逆に1年ごとに車検を受けなければいけない車とはどのような車なのでしょうか?

1年車検を必要とする車種を聞けばその理由に首をタテに振ってしまうでしょう。

主に商用車が対象

1年車検を必要とする車種は”タクシーやバス・レンタカー”など人や物を送ることを目的とする車です。よく考てみると当然ですよね。

”大切な物や人命を乗せ、目的地へと安全に送り届ける”

このような目的をもって作られた車がプライベートで使用する車と同じような扱いをされては困ります。車に何か異常があれば人命に関わるので、車検期間を短くすることで「早期発見・早期治療するぞ」というわけです。

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2022.05.14

車検の時期はシールで確認

今回の記事では”車種ごとに車検の期間が異なる理由”について解説しました、

いかがでしたか?

「次の車検はいつだったかな?」と思ったら車検証や車検シールを見て確認しましょう。

車検証は”助手席の足元にあるグローブボックス”の中に。車検シールはフロントガラスの上部にあります。

「〇〇年〇〇月〇〇日」と記載されたシールが車検シールです。

車検が切れたまま走行すると、罰金や免許停止・取消など厳しい処分を受ける可能性があるので、定期的にチェックしましょう。

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