「トヨタKINTOってどうなの?」本気でデメリット探した結果

「CMみたけどぶっちゃけよくわかんない」「ホームページもみたけどさっぱりわからん」

悪いサービスじゃなさそうだし気にはなるけど内容が全然頭に入ってこないことってありますよね。

そのような悩みをお持ちの方に今回は、”良い事ばっかり言ってるトヨタのKINTO”にデメリットはあるのか本気で探してみました。

トヨタのkintoをご検討中の方は、本気の調査にぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです!

その前に「KINTO」とは?

「KINTO」とは、簡単に言うと”トヨタが提供する新車のカーリース”のこと。

CMでは

  • 「頭金なしでお支払いは月額定額プラン」
  • 毎月の支払いに保険料も込み、万が一の時も安心

と、良いことだらけのような言い方をしています。

そんな言い方されるとついつい疑いたくなるもの。

「何かデメリットがあるんじゃないのか?」と。

早速デメリット捜索を始めましょう。

その➀…ボーナスないと正直キツイ


このような広告に表記されている価格は「何かあるんじゃないか?」と疑って疑って疑って見なければいけません。嘘を言っているわけではないのですが、その価格を目指すには”クリアしなければいけない数々の条件がある”と言った感じです。

この広告に記載されている※(注意事項)を確認すると、

  • ルーミー7年契約(最長期間契約)
  • 追加オプションなし
  • ボーナス月11万加算(14回)

と書かれています。

2022年6月現在「ルーミー」はウェブサイトでの取り扱いを停止している車種に該当していたので、最安車種の「アクア」を例にして話を進めます。

「アクア」月額19,910円~

この金額は”再程お伝えした条件と同じ条件で計算した金額”です。

「月々2万円ほどなら悪くないな」と思われたかもしれませんが、試しにこの条件を『最短の3年契約+ボーナス無し』に変更してみたところ、、、

なんと月々の支払い額が47,850円に!!

かなり極端な条件変更をしてみましたが、契約期間とボーナスの有無を変更するだけで月々の支払い金額が約3万円も増額してしまいました。最長の7年契約だったとしてもボーナス無しでは38,280円です。

ボーナスから支払いに充てる金額は年間22万円。月々の支払い金額に大きな差が生じてしまうのも納得せざるをえません。

車検代・保険・税金・メンテナンス費用が月々の支払い金額に含まれていても、ここまで金額が上がってしまうとそんな魅力も半減してしまいますよね。

その②…通勤用には不向き

カーリースなどのサービスを利用する際にネックとなるのが”走行距離の制限”です。KINTOで利用できる車にも契約期間の長さに関係なく1か月約1,500km(1日あたり約50km)の距離制限があります。

いつもの買い物に使用するくらいなら問題ありませんが、毎日の通勤+週末のお出かけに使用するとあっという間に到達してしまう距離です。万が一、契約終了時に距離を超過していた場合はトヨタ車なら1kmあたり11円、レクサス車なら22円を追加で支払う必要があります。

余計なお金を払いたくないからと言って「超えないように、超えないように」と走行距離を気にかけながら運転するのはとても疲れますので、KINTOを検討する前に”月々の走行距離”を確認しておきましょう。

月々の走行距離が1,000km前後であれば十分にKINTOを検討する余地ありです。

「お出かけ用」と割り切るか?

「ローンは組みたくないけど家族で出かける車が欲しい」という方には、週末のお出かけ用にセカンドカーとしてミニバンをKINTOするというのも一つの手です。

車検代・保険・税金・メンテナンス費用コミコミで5万円~。

増車した車の維持には手がかからないことを考えれば、ローンを組んで購入するよりも手軽に所有できます。何より、このような利用方法であれば走行距離の超過を心配する必要がほとんどありません。

必ずしもKINTOする車がファーストカーである必要はないのです。

その③…オーナーには絶対なれない

KINTOはあくまでも新車をリースするサービスであることを忘れてはいけません。月額料金を支払った期間が最長期間の7年だったとしても最終的にあなたの手元からその車は離れていきます。

そういった意味では残価設定クレジットの方が良心的と言えます。残価設定クレジットであれば、最後に「次の車に乗り換えますか?それともこの車を買い取りますか?」と選択肢を与えてもらえますからね。

【知らなきゃ損】残クレの仕組みに隠された罠について

2019.11.20

車にかかる維持費が全てコミコミになっている便利な便利なサービスなだけあって、その裏側に隠されたデメリットを知らずに利用してしまうと必ず後悔する事になります。

”いつかは月々の支払いを無くしてラクになりたい”とお考えの人にはデメリットしかないので利用を控えるようにして下さい。

乗りたいのか所有したいのか

KINTOを利用する前に必ず自分自身に問いかけましょう。

「私は新車に乗りたいの?それともこの車の所有者になりたいの?」と。

そんなことは気にしない。月々の支払いが2~3万円で新車に乗り続けられるなら満足だ!と言う考えであればKINTOは最高のサービスと言えます。是非あなた好みの新車を見つけてください。

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まとめ

本気で探したKINTOのデメリットをご紹介しました。

いかがでしたか?

何度も言いますが最終的に自己所有したいという人は手を出してはいけないサービスです。長くても7年後には必ずあなたの元からその車は離れていきます。

「車を乗り換えるときは絶対新車と決めている」という人に限ってはわざわざ高いローンの金利を支払う必要もなくなりますし、税金やら保険、更には車検費用についても考える必要が無くなるのでメリットしかないと言っても過言ではありません。

選ぶのは車種だけではありません。購入方法も選択できる時代です。

あなたのライフプランに合った購入方法を選択しましょう。



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