「マニュアル車に乗りたいんだ!」「クラッチ操作って意外と難しいな、、」
そう思いながらMT免許を取ったものの、いざ路上で運転する事を考えると
不安でいっぱいですよね。
そのような不安を持ち続けるのは心身共に良くありません。
しかし、その不安を解消するためには練習を重ねるしかないのです。
だからと言って、厳しく難しい練習方法では長続きしません。
そこで今回は、
”クラッチペダルを踏む力さえあれば誰でもできる練習方法”をお教えしますので、参考にしながら半クラッチの練習に励んでみてください!
教習所は”卒業する方法”を学ぶ場所
教習所では、発進させる時の手順を以下のように教えてくれます。
- クラッチペダルを踏みギアを1速に
- アクセルを踏み回転数を上げる
- クラッチペダルをゆっくり上げる
ですが、この手順を繰り返していても半クラッチに対する不安感は解消されていませんよね?
当然のことです。
なぜなら、”本番同様の手順を繰り返してもテクニックの上達は見込めないから”です。
本番を成功させるために必要なのは”練習”です。
良い結果というのは、地道な練習を繰り返した先にあるものです。
アクセル踏まない「半クラ練習法」
「アクセルを一定に保ちながらクラッチペダルを操作する」
運転をまともにできない状態なのに、2つの事を同時にさせるなんてひどい話です。
これからお教えする”練習法”は、とてもシンプル。
”クラッチペダルを上げていく”
これだけなのです。
エンストしないの?
エンジンの回転数を上げなくても発進する事ができるんです。
”慎重に操作する”という条件付きですが。
そこで一つの疑問が思い浮かびますよね。
「教習所では、なぜ回転数を上げさせるのか?」
その理由は単純で、エンストしにくくさせるためです。
クラッチが繋がり始めるとエンジンの回転数が若干下がるのですが、回転数の下がり具合はクラッチペダルの微妙な操作で調整できます。
荒っぽい操作をすればグッと下がりますが、慎重に操作をすれば回転数はほとんど下がりません。
教習生が操作に不慣れなことはわかっているので、荒っぽい操作をしてエンストさせないように回転数を上げさせているのです。
半クラの位置を知る
まずは半クラの位置を覚えましょう。
半クラとは、クラッチが繋がり始める位置の事です。
同様に”エンジンの力がタイヤへ伝わり始める位置”でもあります。
エンジンの回転数に注目
クラッチペダルをゆっくりと戻していく中でエンジンの回転が下がる場所が必ず存在します。
”回転が下がる場所=半クラの位置”です。
この位置をキープしていれば、エンジンの力がタイヤへと伝わり、車は少しずつ速度を上げ始めます。
ある程度の速度が出ると、足を放してもエンストする事はありません。
アクセルは使うな!
今は”半クラの位置を知ること”に全神経を集中させてください。
- 半クラで発進
- クラッチを完全に繋ぐ
- クラッチを切り停車
この手順をひたすら繰り返すのです。
繰り返しているうちに、半クラッチの位置が感覚でわかるようになってきます。
もうエンストは恐くない
日々の練習を繰り返しペダル操作にも自信がつくころには、エンストに対する不安感は解消されています。
無意識にクラッチ操作をできるようになれば、オートマチック車を運転するような感覚で、マニュアル車を運転できるようになります。
毎日5分間の練習を続ければ、早くて一週間。遅くても一か月後には、逆にエンストさせることが難しくなっているでしょう。
「やっぱり、マニュアル車の運転は面白い!」
と心から感じる日が一日でも早く来ることを願っています。
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