【初心者必見】ブレーキフルード交換に必要な工具+αをご紹介

「エンジンオイル・エレメント交換くらいは自分でしますよ!」

という車好きな方は珍しくありませんが、

「ブレーキフルードも自分で交換しますよ!」

という方は珍しいでしょう。

そのような状況に陥ってしまう原因として、

  1. ブレーキフルードの”交換周期”が長すぎること。
  2. 交換周期が長すぎるために、”交換の習慣化”がされていないこと。
  3. そもそも”交換の必要性”を感じていないこと。

以上の3つが考えられます。

確かに、エンジンオイルの定期交換は車の寿命を延ばすことに繋がり、一日でも長く車を動かし続けることができるようになります。

しかし、動くことを許される車は止まることができる車だけです。

止まりたい時に止まれない車は、凶器以外の何物でもありません。

”止まるためのブレーキ”に関するメンテナンスですが、いくつかの注意点を守って作業すれば誰にでも作業可能なメンテナンスです。

今回の記事では「ブレーキフルードの交換に必要な工具」について解説しますので、交換を検討されている方は参考にして下さい。

ブレーキフルードの交換に必要な工具+α

ブレーキフルードの交換に必要な工具はそれほど多くありません。

ジャッキやレンチ、メガネレンチなど、ホームセンターに行けば手に入るものばかり。

それぞれの工具について解説します。

・フロアジャッキ

ブレーキフルードを交換するにはホイールを外す必要があります。

そのホイールを外すためには車を宙に浮かせる必要があり、そのためにはジャッキが必要です。

ほとんどの車に予め備え付けてあるパンダジャッキを使って作業する事も不可能ではありませんが、作業効率や安全性を考えるとお世辞にも得策とは言えません。

安くても数千円するフロアジャッキですが、ホイール交換やオイル交換など、ブレーキフルード交換以外の作業でも大活躍する代物です。

今後、何かしら車のメンテナンスを行う予定があるのなら、購入しておいて損はありません。

・レンチ

ホイールを外すにはレンチが必要です。

こちらもジャッキと同様に、予め車に備えつけられているものもありますが、とても使いにくく無駄な労力を必要とするためおススメできません。

持ち手が長いレンチを使えば、小さな力でホイールナットを緩めたり締めたりできます。

このような便利な物を有効活用し、少しでも楽に作業できるようにしましょう。  

ブレーキフルードを交換する際には、写真中央部にあるナットを緩めて古いブレーキフルードを排出させます。

このナットを緩めるには8ミリ、若しくは10ミリのメガネレンチが必要です。

「レンチを2本も買わなきゃいけないのか、、」

と思われたかもしれませんが、安心してください。

一本で大丈夫です!

ほとんどのメガネレンチは、「8ミリ&10ミリ」「10ミリ&12ミリ」のように異なるサイズが組み合わされています。

ブレーキフルード排出口に使用されるナットは8ミリか10ミリなので、8ミリ&10ミリのメガネレンチを一本だけ準備していれば問題ありません。

+αとは?

タイトルでもお伝えしていますが、ブレーキフルード交換を円滑且つ安全に行うためには”工具+α”の何か準備する必要があります。

それは何か、、、、

ヒトデ』です

ヒトデではなく

人手ですよ!

ブレーキフルードは、ブレーキペダルを踏み込むことで排出することができるのですが、排出するだけでなく新たにブレーキフルードを継ぎ足しながら排出を行う必要があります。

  • ブレーキフルード残量の管理
  • ブレーキペダルの踏み込み
  • 排出口付近からのフルード漏れの確認

全ての作業を一人で行うことは、お世辞にも安全な作業とは言えません。 ですから、工具だけでなく助っ人の準備もお忘れないようにお願い致します。

まとめ

今回の記事では「ブレーキフルード交換に必要な工具+α」についてご紹介しました。

いかがでしたか?

難しそうなイメージのある”ブレーキフルード交換”ですが、実はエンジンオイルの交換よりも楽ちんだったりします。

今回は必要工具についてご紹介しましたが、ブレーキフルードの作業手順についての記事も作成しますので楽しみにお待ち下さい。

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今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございます。