もしかして、あなたも”デッドニング”の世界へと足を踏み入れようとしているのですか?
デッドニングの素晴らしさ、驚くべきその効果を一度知ってしまったらもう後には戻れません。
大げさな言い方ではありますが、、、これが真実です。
私は、今まで5台の車をDIYでフルデッドニングしてきました。
“5台”と台数は少ないものの、それらの経験から得られるものは数多くありました。
効率よくデッドニングを行うための手順や、必要な材料や費用の把握、やっていい事やってはいけないこと事など。
「私の経験があなたの役に立てばいいな」と思いこの記事を作成しました。
そこで今回は”DIYデッドニングに絶対必要なもの”を7つご紹介します。この7つのアイテムさえ揃っていれば、安全且つ確実に作業を進めることができます。
その➀…ネジは指で回せない「ドライバー」
1つ目のアイテムは”ドライバー”
内張りやサンバイザー等々、車内にはネジで固定された物がたくさんあります。
もちろん、それらのネジを指で緩めることはできません。
車いじりをする中でマイナスドライバーを必要とする可能性は滅多にないですから、プラスドライバーを1本準備しておけば困ることはないでしょう。
使用頻度が多く、スムーズな作業を行うために必要の道具の1つです。金額よりも使い勝手を重視し、質の良いドライバーを選ぶようにしましょう。
その②…愛車に優しく「内張はがし」
ドアの内張りやドアの本体部分はとても傷つきやすいので、内張りを剥がす際には細心の注意を払う必要があります。
特に、金属製のものを使用して剥がそうとするとすぐに傷だらけになってしまいます。
ドライバーなど使用し内張りを剥がすことも物理的には可能ですが、内張りだけでなくドアの塗装部分にまでも傷をつけてしまいますので絶対に止めて下さい。
プラスチック製の内張りはがしを使えば、塗装や内張りだけでなく、手や指を傷つけることなく簡単に内張りを剥がすことができます。
内張り剥がしの活躍する場面は、内張りを剥がす以外にもたくさんありますので購入しておいて損はありません。
その③…1本2役の「スクレーパー」
デッドニングを行う上でスクレーパーほど感謝したアイテムは他にありません。
スクレーパーが担う役目は2つ。
「ブチルの剥離と制振材の圧着」
まずはブチルの剥離について解説します。
内張りを外すとドア本体に貼り付けられたナイロンが確認できます。
このナイロンを固定しているブチルゴムが簡単に剥がれてくれません。
これを剥がす作業がめちゃくちゃ面倒、、、、と思っていました。
「スクレーパーの存在を知るまでは」
多少の力を必要とするものの、ドアを傷つけることなく少ない時間でキレイにブチルを取り除くことができます。
ある程度のブチルを取り除くことができたら、あとは”後にご紹介するウエスとパーツクリーナー”で拭き取ればピカピカに仕上げることができます。
その④…油分サッパリ「パーツクリーナー&ウエス」
ボディに付着した油分は制振材の粘着力を弱める原因となるので取り除いておく必要があります。
そこで大活躍するのが”パーツクリーナー”です。
制振材を貼り付ける場所へパーツクリーナーを吹き付け、ウエスで拭けば油分をサッパリ取り除くことができます。
その⑤…怪我や汚れを防いでくれる「軍手」
ドア内部に制振材を貼り付ける際には、サービスホールからドア内部に手を入れる必要があります。
手を入れたとき、鉄板の鋭利な部分などに手や腕が当たり『いつのまにか怪我をしている』なんてことは日常茶飯事です。
そのような怪我の防止に役立つのはもちろん、手に付くとなかなか落とせないブチル汚れを防止するためにも、必ず軍手を着用して作業を行いましょう。
その⑥…これがなくては始まらない「制振材」
デッドニングに使用する制振材と言えば、”レジェトレックス”と言いたいところですが、レアルシルトの存在も忘れてはいけません。
レアルシルトの方が高価且つ高性能のようですが、レジェトレックスでも十分に効果を体感できることとコストパフォーマンスの良さから私はいつもレジェトレックスを使用しています。
購入する際は、
「特大サイズ(1000mm×500mm」が1枚あればドア2枚を目安にして購入してください。
特大サイズの購入をオススメする一番の理由は、サービスホールを埋める為に大きなサイズの制振材を必要とするからです。
余計な手間や出費を避ける為にも予めサイズや量に余裕を持たせて購入するようにしましょう。
その➆…制振材を切り刻む「ハサミ」
ハサミはありとあらゆる場面で役に立ちます。
だからと言って、ハサミであれば何でも良いというわけでもなく用途によって使い分ける必要があります。
デッドニングをする中で、一番疲れる作業って何だと思いますか?
実は”レジェトレックスを細かく切る作業”なんです。
何度も何度も切る作業をしていると疲労が蓄積し握力が奪われていきます。
となれば選ぶポイントは、
「切れ味」
指にかかる負担のことを考えれば”切れ味に特化したハサミ選び”は必須です。
まとめ
今回の記事では”DIYデッドニングに絶対必要なもの”を7つご紹介しました。
いかがでしたか?
業者に依頼すると何十万円もかかってしまうデッドニングですが、自分でやれば費用を大幅に抑えることができます。
費用を抑えることができる分、労力や時間を犠牲にすることになりますが、お金では買う事ができない「経験」を得ることができます。
この経験が積み重ねることで”自信”がつき他の作業も自分でこなせるようになれば、業者さんにお金を支払う必要がなくなり余ったお金を貯金に回すことも可能になるのです。
デッドニングに関する記事が他にもありますので、ぜひ参考にしてください。
私が使用している道具はAmazonで購入する事が可能です。
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今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございます。