「ＫＩＮＴＯって残クレと同じじゃないの？」「どっちもサブスクみたいなものでしょ？」
たしかに残価設定型クレジットとＫＩＮＴＯは同じようなサービスに感じますよね。どちらも”ローンを利用せずに車を手に入れる手段”のようですが、実は全く違うサービスなのです。
今回の記事では”ＫＩＮＴＯと残価設定の違い”を３つわかりやすく解説しますので最後までご覧ください。ご紹介する内容は以下の３点です。
- そもそもサービス内容が違う
- 車は手元に残る？旅立つ？
- ＫＩＮＴＯは手間がかからない
違いその①…そもそもサービス内容が違う
ＫＩＮＴＯと残価設定クレジット（以下「残クレ」という）は”単に名前が違うだけの同じようなサービス”のように思われがちですが、実は全く異なる種類のサービスです。
分類すると、ＫＩＮＴＯはカーリースの仲間で残クレはローンの仲間です。
ＫＩＮＴＯは新車のリース
ＫＩＮＴＯは新車を購入しなくても定額料金で新車に乗れちゃうサービスのことです。本体代金０円のスマホを利用するようなイメージです。
月額料金を支払うことで３年・５年・７年と必要な期間に合わせて新車を利用することができるのです。サービスの利用料金が一定なので「○○までにいくら貯めなければ」と悩まされることもありません。
しかし、ここで一つ疑問が思い浮かぶのではないでしょうか。
「月額料金には何が含まれているのか？」と。
これがKINTO最大の特徴と言っても過言ではありません。
『車検代・保険代・メンテナンス費用・税金』
家計をいつも苦しめていたこの４つの支払いが月額料金に含まれているのです。
よって、先程もお伝えしたように「○○までにいくら貯めなければ」と悩まされることがなくなるのです。
残クレはローンの仲間
残クレとは車を買ったり借りたりするサービスのことではありません。残価設定クレジット（残価設定ローン）という名の”ローンより気軽に利用できるローン”です。
正直、あまりオススメできるものではありません。なぜなら、ローンを利用できるほどの経済力が無いにも関わらずローンを組めてしまうような仕組みになっているからです。
めちゃくちゃ簡潔に解説します。
６００万円を５年で返済（年間１２０万円）することが難しい人に対して「３００万円ならどうですか？月々の支払いは５万円ですから余裕をもった支払いが可能ですよ！」と助言をします。（これが残価設定ローンの仕組み）
あなたもこのようなセールスをされると「それなら大丈夫かも！」と思いますよね？
しかし、世の中はそんなに甘くありません。残りの３００万円は５年後にきっちりと請求されます。「車を返すか、一括で返すか、ローンを組み直すか」という悪夢のような選択肢の中から一つを選ばなければいけないのです。
違いその②…車は手元に残る？旅立つ？
残念ながらＫＩＮＴＯではあなたの手元に車を残すことはできません。設定した満期を迎えると同時に車を返却する必要があります。だからと言って落ち込む必要はありません。
なぜなら、同様の定額料金で新たに新車をＫＩＮＴＯすればいいのですから。
ＫＩＮＴＯはローンのように”いつかは月々の支払いが無くなる”ことがない反面、一定の金額を支払っていれば毎回新車に乗り換えることができるのです。それ以外にかかるお金はガソリン代くらいです。
ある意味、満期を迎えることが楽しみであり寂しくもあるサービスです！
残クレは選択次第
”車を返すか、一括で返すか、ローンを組み直すか”という悪夢のような選択肢の中から一括返済もしくはローンを組み直すという選択をすればあなたの手元に車を残すことができます。
いざその瞬間を迎えた時、あなたはこのような気持ちにならないという自信がありますか？
「一括で返せるようなお金があるなら最初からローンなんて組んでいないよ。５年も乗った車にまたローンを組まなければいけないなんて、、いつになったらローン地獄から抜け出せるんだ」
ましてや車を返したとしても５年後の査定金額がローンの残債金額以下だった場合、その差額を支払わなければいけません。
このような辛い辛い人生を送りたくないのなら無理してローンを組むことはやめましょう。
違いその③…ＫＩＮＴＯは手間がかからない
月額料金に”車検代・保険代・メンテナンス費用・税金”が含まれていることこそＫＩＮＴＯ最大の特徴とお伝えしましたが、それにより何がどのように変化するのか？
- 自動車税の納付書が自宅に届く恐怖からの解放
- 税金を支払いに行く手間がはぶける
- 任意保険の面倒な手続きからの解放
- ”車検”と聞いて落ち込まなくなる
まとめると、月額料金を支払っていれば面倒なことは全て代わりにやってくれるってことです！
満期を迎えてもに自分の車にはならないことが唯一のデメリットですが「別にマイカーを持ちたいわけじゃないし大丈夫！」という人にはメリットしかない最高のサービスです。
残クレは手間ひまに加えお金も、、
冒頭でも申し上げましたが、残クレとＫＩＮＴＯは似て非なるサービス。残クレはあくまでも”ローンより気軽に利用できるローン”です。上記のようなサービスは一切ありません。
「手元に車を残せる選択肢がある」ということ以外はデメリットしかないと言えます。
最終的にＫＩＮＴＯはお金が残り、残クレは借金が残る。
あなたはどちらを選びますか？
まとめ
今回の記事では「ＫＩＮＴＯ、残クレはの違い」を３つご紹介しました。
いかがでしたか？
ＫＩＮＴＯは車を定額料金で楽しめるサービス、残クレは借金を増やすためのサービス。まったく異なるサービス内容に驚かれたのではないでしょうか？
「借金してでもいいからあの車が欲しいんだ！」という車に強いこだわりがある人でなければＫＩＮＴＯを検討する価値は十分にあります。必要以上にお金や手間のかからないKINTO
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