車の購入するとき、まとまったお金があれば現金一括で購入するのも一つの手ではありますが、”ローン”を利用して購入するケースがほとんどでしょう。
ローンを利用するとなった時、まず初めに考えなければいけないのが「返済回数」です。
当たり前のことではありますが、返済回数を増やせば増やすほど多くの利息を支払う事になります。
「それじゃ余計な利息を払わなくていいように短くすればいいの?」と思われるかもしてませんが、必ずしもそれが正しい選択とは限らないのです。
むしろヨシタカは、”少し多めに利息を支払う”というリスクを取ってでも、返済回数を増やすことを強くオススメします。
なぜなら、お金を残しておくことができるからです。
そこで今回は、『ローンの返済回数を増やしお金を残すことで得られるメリット』を4つご紹介します。
その➀…車検時、焦らずに済む
あなたもご存知のように、
車を維持する上で一番お金のかかるのが「車検」です。
安くても5~10万円。
高ければ15~20万円かかることも珍しくありません。
それだけのお金をいきなり準備することは、お世辞にも”簡単”とは言えない金額です。
車検の切れた車は運転不可
借金を少しでも早く返済したい気持ちを優先して返済回数を少なくすると、
「車検を受けるお金がない!」
という事態になりかねません。
もちろん、車検の切れた車は運転する事ができませんし、ナンバーが付いている以上は税金もかかります。
このような最悪の事態を招かぬよう、返済回数を重視するのではなく、あなたが確実に支払える金額になるような回数を設定しましょう。
その②…自動車税の確実な納付
軽自動車なら一万円前後で済む自動車税も、普通車となれば最低でも約三万円を必要とします。
この自動車税はとても厄介で、納めていなければ車検を受けることができないだけでなく、納税が遅れた分だけ「延滞金」が上乗せされます。
返済回数が少なくなれば余分に支払う利息も少なくなりますが、無理をしすぎて延滞金を支払うなんてことになれば本末転倒です。
毎月一定額を貯めておき、自動車税を確実に納税できるように準備しておきましょう。
その③…ガソリン無くして車は走らぬ
自動車はガソリンが無いと走ることができません。
車を買ったものの、毎月の支払いに財布が圧迫され「ガソリン代を捻出することができない」となれば、なんの為に車を買ったのかわからなくなります。
走る為ではなく、オブジェのように飾っておくことが目的であればそれでいいのですが、そんなことはありませんよね?
「ガソリン代を必要としない電気自動車」を選択する手もありますが、十分な充電設備が整うのはまだ先の話になりそうなのでオススメしません。
その④…精神的な余裕
「少し多めに利息を払う」
というリスクを取らなかったが故に、毎月の給料のほとんどがローンの支払いに消えていくことになれば、数年間という長い期間、カツカツの生活を強いられることになります。
そのような生活が大好きな人はそれで良いと思いますが、ほとんどの人はその苦しい生活から逃げたくなるのではないでしょうか。
購入した車と楽しいカーライフを迎えるはずが、ただの苦い思い出となることを誰も望んではいません。
お金は安定した精神状態を保つために必要不可欠な物です。
ほんの少しの利息を払うだけで数年間という長い期間を、安定した精神状態でいられるならとても安い買い物ではありませんか。
「損をしたくないから選んだ道」が結果的に損を感じるケースは少なくありませんので、少しくらいの利息は喜んで支払いましょう。
まとめ
今回は『ローンの返済回数を増やしお金を残すことで得られるメリット』を4つご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
「ローン」という言葉に対して、いいイメージを持っている人は少ないですよね。
しかし、正しい使い方を知っていれば「むしろローンは積極的に活用すべきツールだ」と私は思っています。
無理な返済計画を立てれば「ローンを支払えなくなる」という結果につながるのは目に見えています。
多くの利息を払ってでも、確実に払い続けることができるような返済計画を立てましょう。
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