停車時の適正な車間距離とは?決まりと目安を同時解説

「トラブルを防ぐためにも走行中の車間距離には気をつけている」「被害者ならまだしも加害者には絶対なりたくない」

あおり運転関連のニュースを目にするようになってから”車間距離”という言葉に敏感になった人は少なくないでしょう。

車間距離を空けて運転する事は、あおり運転の疑いを防止するだけでなく事故の防止にもつながるので凶器とも言える車を運転する者として大変すばらしい心がけです。しかし、車間距離は走行中だけでなく停車中にも存在します。

今回の記事では「停車中はどれくらいの車間距離を空ければいいの?」という疑問をお持ちの方に向けて

  1. 停車時の車間距離の法的な決まりについて
  2. 停車時の車間距離の目安について

この二点について解説します。

この記事を読めば”停車時の適切な車間距離”を知ることができるので運転中のトラブルを防止し快適なカーライフをおくることができますよ!

法的な決まりが無いから困る

初っ端から「なんじゃそりゃ!」とツッコミを入れたくなるようなタイトルですが、道路交通法には”停車時は〇〇m空けて停車しなさい”のような決まりが現実。停車時の車間距離の詰めすぎたからと言って取り締まられることが無いのはこのような理由があるのです。

しかし、これで終わってしまうと「前の車にピタッと張り付いても問題ないのか?」という疑問だけが残ります。

ほどよい距離を保つのが吉

取り締まりの対象とならないからと言って距離を詰めてしまってはトラブルの元。好き放題やってしまうと法的な問題ではなく”人対人”のトラブルとなりかねません。

あなたも停車中のバックミラーに後ろの車がでかでかと写っていたら良い気分はしないですよね?「なんでこんなに近づいてくるの?」と疑問や怒りを覚えるのではないでしょうか?

そのような不快感を感じさせない為に前走車のバックミラーに映る自分の車の姿をイメージしながら距離を縮めていく必要があります。

ほどよい距離の目安とは?

トラブルに巻き込まれると時間を無駄にしてしまいます。楽しみにしていたお出かけやお食事、休日の貴重な時間を無駄にしないためにこれからお伝えする”たった1つの目安”を覚えてください。

前走車の姿を隠さない

信号待ちや渋滞中で停車する時は”前車の全体を見渡せる位置”を目安に停車するようにしましょう。この位置は近すぎず遠すぎずの距離でありトラブルに巻き込まれない為の必須条件なのです。

あまりにも距離を空けて停車すると後続車に「もっと詰めろよ!空けすぎだろ!」と思われかねません。逆に近づきすぎると前の車に「近すぎないか?」と思われかねません。

”前車の全体を見渡せる位置”に停車していれば前からも後ろからも野次をとばされることはありません。

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まとめ

今回の記事では停車時の適正な車間距離について解説しました。

いかがでしたか?

走行中・停車時、共に距離を詰めすぎは何一つ良い事がありません。

人間関係も車社会も同じ。良好な関係を築くには適切な距離感が大切なのです。

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今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございます。