「これじゃお金が貯まらない」車の年間維持費を計算してみた結果

「無駄遣いは控えてるのにお金が貯まらない」

このような悩みをお持ちのまま日々の生活を送っている人は決して少なくないでしょう。

銀行口座の残高を確認してみるけど、なぜかいつも思っていた金額と実際の残高にギャップがある。このような経験をしたことは一度や二度ではないですよね。

  • 外食は控えている。
  • 生活に必要ない物は極力買わない。
  • 節水・節電は当たり前。

上記のような努力をしているにも関わらず、なぜお金が貯まらないのか。

その答えは、ほぼ間違いなく”車を所有していること”にあります。

「現金で購入したのに?」

と疑問に感じられる方もいらっしゃるでしょう。

確かに、ローンを組んで購入した方に比べると毎月の出費額はグッと低くなるのですが、”本当にお金が必要とされるのは車を購入した後”なんです!

今回の記事では「お金が貯まらない原因の一つである車の維持費」について、ざっくり且つわかりやすくご紹介しますので、この記事が今後のカーライフについて考えるきっかけとなれば幸いです。

先に進む前に
車の維持費は、運転する距離や頻度、車種に大きく左右されるので正確な金額を算出する事ができません。したがって、ご紹介する内容とあなたのライフスタイルを照らし合わせながら、より正確な金額を算出していただければと思います。

その➀…ガソリン代

まずは、車の維持費としてイメージしやすい”ガソリン代”から。

令和3年7月23日現在のレギュラーガソリンの価格は約148円ですが、わかりやすく150円で計算します。

平日は通勤に。週末は出かける為に車を使用する場合、月間の走行距離は500~1000km

これだけの走行距離を走るために必要なガソリン代は、、、

  • 軽自動車なら5,000~10,000円
  • 普通車なら7,500~15,000円

毎月の給料から一万円がガソリン代として消えています。

「一万円なら大したことないかな」と思われるかもしれませんが、毎月毎月あなたの首を回らなくさせる維持費は他にもたくさんあることを忘れてはいけません。

その②…任意保険料

その名の通り、任意保険は任意で加入する保険のこと。

車の保険には任意保険と自賠責保険の二種類が存在し、”任意保険への加入は任意、自賠責保険への加入は強制”とされています。

自賠責保険の保険料は車種により一律とされていますが、任意保険は違います。

任意保険の保険料は、車種・年齢・月間走行距離・免許証の色などの様々なデータを元に算出されるので、同じ車でも人によって金額が異なることも

安ければ数千円、高ければ数万円となるケースもありますが、スポーツカーやスピードの出る車でない限り、毎月の任意保険料は一万円前後と考えておきましょう

その③…駐車場代

”自動車の所有者は、道路上の場所以外の場所において保管場所を確保しなければいけない”と法律で定められています。

家の敷地内に駐車スペースがある場合はこの限りではありませんが、ほとんどの人が駐車場を借りることになるでしょう。

駐車場を借りるとなれば”駐車場代”を支払う必要があります

駐車場代も任意保険と同じように”田舎であれば数千円、都会の場合は数万円”と、場所によって金額が大きく変わります。 したがって、駐車場代も一万円と仮定することにします

ガソリン・保険・駐車場

現時点でわかっていることは、最低でも毎月三万円が車のために費やされているということ。

そろそろページをスクロールするのが嫌になってくる頃ではないでしょうか?

しかし、今まで何気なく支払ってきたものを見直すことは”お金が貯まらない原因”を見つけだし対策を練ることに直結しますから、今後の貯金額を増やすためにも現実と向き合いましょう。

・その④…税金・タイヤ・オイル

毎年4月に車の所有者の元へ届くのが自動車税の納付書。

軽自動車であれば一万円前後。何とか払えそうな金額ですが普通車の場合は軽自動車の三倍以上

「倍返しだ!」

どころの騒ぎではありません。

車の排気量によって税額が異なり、”下限が約三万円、上限は11万円”とめちゃくちゃ幅広いんです。

まとめた理由

タイヤやオイル交換にかかる費用も、

  • 軽自動車と普通車では”自動車税と同じような金額差”があること。
  • タイヤやオイルの交換頻度が一年に一度であること。

上記の理由から項目をまとめました。

自動車税・オイル代・タイヤ代の金額をまとめると、 軽自動車は約五万円。普通車であれば約10万円かかるでしょう。

普通車は贅沢品なんです。。

その⑤二年に一度の、、、

最後にお伝えするのは、車の買い替えを検討させるほどの大イベント。

そう、、、、車検です!

数十万円単位でお金が動く為、 「高い金を払って車検を通すくらいなら買い替えるか」 という考えになるのも無理ないですよね。

車検代は軽自動車なら10万円、普通車なら20万円前後。

しかし、税金や保険料のように金額の定まっていない車検が年間の維持費を安く済ませるチャンスだということを知っていますか?

車検を依頼する店によって大幅に金額か安くなることは、決して珍しい話ではないのです。

加盟店数No.1の車検の比較・予約サイト【楽天車検】を使えば”郵便番号を入力するだけ”で最寄りの店舗を検索することができるので、ぜひご利用ください。

まとめ

今回の記事では「お金が貯まらない原因の一つである車の維持費」について、ざっくり且つわかりやすくご紹介しました。いかがでしたか? 年間にかかる維持費をまとめると、

  • ガソリン代…12万円
  • 任意保険料…12万円
  • 駐車場代…12万円
  • 税・タイヤ・オイル…軽5万円・普10万円
  • 車検代…軽5万円・普10万円(一年あたり)

軽自動車なら46万円、普通車だと56万円です。

月間だと、軽自動車は約3,8万円で普通車は約4,6万円。

毎月毎月、必ずこの金額があなたの財布から支払われているのです。

ローンを組んで購入している場合は、上記の金額だけでは済みません。

この金額を少ないと見るか多いと見るかの判断はあなたにしかできません。

「少しずつでもいいから貯金をしたい」と考えているのであれば、”毎月数万円の大金を必ず消費しているという自覚”を持つことから始めてみることをオススメします。

 

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今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございます。